きいちブログ

2025年02月

2025.02.17

【日本で一番資金管理に力を入れている自治体、大分県国東市に視察】

2月定例会で、本県の資金管理について質問するため、先進地である国東市を訪問させて頂きました。
昨今、モノの値段があがるインフレとなりつつある中において、地方自治法にも明記されている通り、行政がお預かりしている税金も効率的に管理されなければなりません(銀行口座に預けているだけでは実質目減りという状態)。
鳥取県も、基金(将来使われるための貯金のようなもの)と歳計現金(日々の支払いのために使われるお金)を合わせると約1,000億円(!)もの金額が、ほとんどがほぼ金利ゼロの銀行口座で運用されております(実質目減り状態)。
国東市は専門の人材を雇用し、銀行口座ではなく短期の地方債などに充てることで積極的な運用に成功しており、そのノウハウと考え方を学ぶことが出来ました。(その他にも、多くの工夫をお聞かせいただきました。)
勿論、皆様からお預かりしている税金を「リスクに晒す」とは如何なものかというご意見も当然ありますが、インフレ禍においては、実質目減りする状態に税金をさらすのもまたリスクであり、非効率であるという見方も出来ます。
この度の議会では、このあたりの議論を知事とさせていただきます。

2025.02.14

【宮崎県の合宿キャンプ誘致施策の視察】

宮崎県のスポーツランド推進課(担当は鬼塚主事)に訪問し、合宿キャンプ誘致の取組について視察致しました。
巨人やソフトバンク等のプロ野球、鹿島アントラーズ等のJリーグだけでなく、ラグビー日本代表など非常に多くのキャンプの誘致に成功している宮崎県、その経済効果(ファンや記者の誘客)は年間100億にのぼり、メディアによるPR効果は60億とのこと。
今後の国スポに備えて、数年以内に166億のプール・154億の陸上競技場が完成されるそうで、本県の基本的なスタンスとはまさに真逆であり、非常に興味深く説明を聞きました。
倉吉市も関金の星取テラスがオープンし、合宿誘致を積極的に進めていくことになりますが、そのヒントを頂くことが出来ました。